春分の日を中日(ちゅうにち)に前後3日ずつの計7日間はお彼岸といわれ、あ
の世とこの世が近づく期間とされています。
今年は、 彼岸入り 3月18日(水)
中 日 3月21日(土)春分の日
彼岸明け 3月24日(火) の7日間です。
お彼岸は、3月と9月の年2回あり、9月は秋分の日を中日として「秋のお彼岸」
とも呼ばれます。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるのもここからです。
お彼岸では、ご先祖に会いに行くためのお墓参りは欠かせません。お墓に着いたら
まず周囲の雑草を抜き、墓石を洗い流して清めます。次に持参したお花や供物を
供え、線香を立てましょう。
最後は故人と血縁の近い順に、手桶の水を墓石にかけて拝みます。しゃがんで拝
むとていねいですが、立礼でもOKです。帰るときは線香を燃やし切り、お花以
外の供物を持ち帰ります。
仏壇のあるご家庭では、仏壇の掃除をし、お水とお花を新しくして、ぼた餅など
の彼岸団子や故人の好物などをお供えします。
ぼた餅は、牡丹の咲く季節から「ぼた餅」といわれます。